Spike って何だろう。

こんにちは。今週もまた月曜日がやって来ました。びっくりする事では無いのですが、何だかこの様に言ってみるととても素敵な事の様に思えます。本当です。

冗談は置いといて、早速今日の話題に入りたいと思います。アメリカの大学受験で欠かせない事が幾つかありますが『Spike』程重要な物は無いと言っても過言ではありません。でもこの『Spike』って一体何なのでしょうか?

Spike:

尖ったもの

新英和辞典

この『Spike』、『尖り』と言うのは実はアメリカの大学の特色とも言える物です。試験に受かれば大体入れる日本の大学とは異なって、アメリカの大学(特にIvy League 等)は SATやACT の点数が良いからと言って必ずしも入れるとは限りません。ここでは私が一番良く知っているIvy League 等の上位の大学の方針を考えてみたいと思います。

ハーバード大学の入学率は約4.7%です。世界の上位1%が来ている様な受験状況になります。SATやACTの点数は勿論パーフェクトスコアかそれに近い点数が必要になります。成績も優秀で無くてはなりません。(GPA3.9以上)

けれども、それよりも重要視されるのが『Spike』、『尖り』です。

『尖り』と言うのは、「これだけは誰にも負けないぞ!」と言える自分の力です。特色、と言っても良いでしょう。アメリカのトップの大学は、どんなに勉強が出来る人でもこの『尖り』が無ければその生徒を受け入れません。Princeton Reviewの大学願書、成績、SAT/ACTの点数とその生徒が入った大学の本があります(College Essays That Made a Difference)。 他にも似た本を大学受験中に沢山読んだのですが、一つはっきりと言えるのが、『尖り』がとても重要だと言う事です。『尖り』が何だかを理解して、高校生活の間それを伸ばし続けた人はほとんどの場合、第一志望に受かっています。

つまり、置き換えて言うと、「自分がこれまでどの様にベストの努力を尽くして来たか」が一番の得点となるのです。アメリカでは、将来有望な人を全力的にサポートするシステムがあります。このシステムを役立てる為にはどの様な『尖り』があるかを認識する必要があるのです。

日本では余り考えらていない視点ですが、これがアメリカ大学の強みとも言えます。日本からアメリカ留学を目指すにはいつも以上に『尖り』が必要です。

『尖り』の必要性はお分かりいただけたでしょうか?

次に湧いてくる疑問は、「どうやって『尖り』を見つけ、育む事が出来るのか?」です。これは特に私が高校一年生の時に知っておきたかった事です。

幾つか方法がありますが、取り敢えず簡潔に三つのステップにまとめてみました。

  1. 『尖り』を探す
  2. 『尖り』を伸ばす計画を立てる
  3. 『尖り』を育む

最初のステップは、『尖り』を探す事です。『才能の正体』や Prep Scholarの記事等を読む事から始めてみてください。更に、”College Essays That Made a Difference” や “50 Successful Harvard Application Essays“等の大学願書の本を読むのも良い刺激になります。周りの先生や家族に「自分はどういう事が得意か?」と聞いたり、自分がこれまでやって来た事、興味がある事などを書き出してみてください。先ずは自分が誰なのか、と言う事を知るのが大切です。

次にする事は『尖り』を伸ばす計画を立てる事です。例えば、脳神経学に興味がある田中さんがいるとしましょう。田中さんはまだ高校一年生で、時間があります。中学三年間は剣道部でした。大会にも一回は出た事があります。

田中さんが今できる事は幾つかあります。一番目は、剣道の県大会を目指す事です。県大会レベルまで行ければ、アメリカ大学受験で使える強みの一つになります。二番目に出来るのは、理系の選択科目を多目にとり、APも取れるならばとる事です。高1の時にSAT/ACTを受けておく事も重要です。三番目に出来るのは、脳科学オリンピックに出る事です。ここで全国大会に出る事が出来ればかなり良い線で『尖り』始める事が出来ます。

『尖り』を育む事で重要なのは、チャレンジ精神を持ち続ける事です。日本の高校を卒業すると、アメリカの高校を卒業する人よりも時間があります。日本は四月始まりなので、高3の時に、アメリカの高校生よりも数ヶ月多く受験対策の時間を取れます。今、高2でも、まだまだこれからあなたの『尖り』を伸ばす事が出来ます。将来何をしたいかまだ分からなくても、今目の前にある事にチャレンジしてベストを尽くす事が大切です。沢山やらなくても良いのです。唯、「自分はこれだ!」と思える事を見つけて伸ばしていく事は必須です。

皆さんも『尖り』を見つけて見て下さい。きっと自分でもびっくりするでしょう。

Leave a comment