カナダ編
今日は、カナダとアメリカのホームスクールの違いを少し比べて行きたいと思います。皆さんがおそらく良くご存じでは無いのが同じ北アメリカ英語圏でもカナダとアメリカは全然違う、と言う事です。私も日本に住んでいた時は私の生まれ故郷がどの様な国か余り知りませんでした。特に、カナダのホームスクーラー情勢は全然情報が入って来ないので、実際にカナダに住む様になってからようやく違いが分かる様になりました。
法律
カナダは州ごとにホームスクーリングの法律や決まりが少し違いますが、基本的には合法とされています。
ブリティッシュ・コロンビア州
政府から補助金を貰えます。高卒認定を取るには、Dogwood Diplomaと言う教科をオンラインで取らなくてはならないので、各自の教材が使えなくなります。オンラインで勉強すると、先生に週間報告を出すことになります。私もDogwood Diplomaを取らなくてはいけないのかと思いましたが、義務付けられている事では無いと最近知りました。また、大学にもDogwood Diplomaが無くても入れます。一番ホームスクール・フレンドリーらしいです。
アルバータ州
アルバーターでは教育委員会に登録し、二回の家庭訪問が義務付けられています。BC州同様に州のカリキュラムを使う事も出来ますし、使わずにも勉強をする事が出来るようです。政府からの補助金も出ます。
サスカチュワン州
ホームスクールをしている事を登録し、勉学計画を出す事が義務付けられています。補助金は学区によって出たり出なかったりします。
マニトバ州
ホームスクールをする事を伝えて、年間二回レポートを出します。
オンタリオ州
学校に既に通っていてホームスクールを始めるのであれば手紙を出し、そうでなければ何も出さなくても良いです。余り決まりなどはありませんが、その分補助金等も出ません。
ケベック州
教育委員会が認める公立レベルの勉強をしている事を証明しなくてはなりません。カナダで一番ホームスクールをし辛い州らしいです。
ニュー・ブランズウィック州
学区にホームスクールをする事を伝えます。補助金はありません。
ノヴァスコシア州
オンラインでホームスクール登録をし、使用する教材を記名します。六月に成績表を出します。ここでも補助金は出ません。
プリンスエドワード島
学区にホームスクールをする事を意した手紙を出します。公立の学校の授業も受けたければ受ける事が出来ます。補助金は出ません。
ニューファンドランド・アンド・ラブラドール州
サスカチェワン州同様学習計画を出し、近くの学校でホームスクーラー登録をし、年間報告を義務付けられています。補助金は無いです。
ユーコン準州
NL州同様で、更にテストをします。補助金の代わりにオンラインの教材等がある様です。
ノースウェスト準州
学区でホームスクールをする事を登録します。学校が政府から受け取る額の25%の補助金を貰えます。
ヌナバット準州
アルバータ州の教育委員会下につきます。学区によって補助金等の制度が異なりますが、一応もらえる様です。
世論
カナダに来て一番驚いた事は、ホームスクーリングをしているからと皆がクリスチャンでは無いと言う事です。最近はアメリカでもそうなのかもしれませんが、私が日本でホームスクーリングをしていた間、信仰ベースで無いホームスクーラーに出会った事が無かったので、かなりびっくりしました。特に私の住んでいるBC州では、学校の方針が嫌いだからホームスクーリングをしている人が増えている様です。